はじめに
レザークラフト、基本の「キ」
余計なものは一切必要なし。1枚の革を切り出して「切る」「貼る」「縫う」の作業で作ることができる、とてもシンプルなマネークリップです。
作業工程も少ないので、レザークラフトが初めてという初心者の方にもぴったりのレシピです。基本の作り方を習得したら、サイズを変えてカードケースを作ったり、パーツを増やしたり応用しながら練習していきましょう。
余計なものは一切必要なし。1枚の革を切り出して「切る」「貼る」「縫う」の作業で作ることができる、とてもシンプルなマネークリップです。
作業工程も少ないので、レザークラフトが初めてという初心者の方にもぴったりのレシピです。基本の作り方を習得したら、サイズを変えてカードケースを作ったり、パーツを増やしたり応用しながら練習していきましょう。
革に型紙を乗せてカッターで裁断します。
裁断した革の内パーツ(型紙B)のトコを、毛羽立ちがなくなるまで磨きます。
インナーパーツ(型紙B)の合わせない部分のコバを磨きます。
インナーパーツ(型紙B)の継ぎ合わせ部分を2mm程度「ヤスリ」で削ります。
削った部分に「サイビノール」を塗って、アウターパーツ(型紙A)とインナーパーツ(型紙B)を貼り合わせます。
「菱目打ち」を使って縫い穴を開け、ロウ引きした糸で縫い合わせていきます。
終わりは「二目」返しで、針を革と革の間から出して結び目を作り、内側に引っ張り込みます。
コバを磨き終えて中央に折り目付けたら、完成となります。
※A3実寸サイズです。A3用紙に拡大縮小せずに印刷してください。
2011年からレザークラフトを開始し、レザークラフト歴11年。学生時代に「何か作りたい」という創作意欲から、たまたま見かけたレザークラフトコーナーがきっかけでレザークラフトを開始。財布、鞄、シンプルな革小物全般の制作を得意とする。現在「moja kawa」「wfw」の2ブランドを展開しており、百貨店などでのポップアップ、展示会への出展、フルーオーダーでの受注を行なっている。