はじめに
手に馴染む革の質感を楽しむ
手で持っていても疲れずらく、持ち運びに便利な文庫本サイズにぴったりのブックカバー。シンプルな見た目だからこそ飽きが来ず、さらには本を読みながら手に馴染む「革の質感」を指先で楽しむことができます。書籍が好きという読書家の方は、自らクラフトしたブックカバーを読書のお供にしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するレシピでは、レザークラフトの「切る」「貼る」「縫う」に加えて、一枚革や張り合わせた革のコバ磨きなど、基本的な工程を一通り身につけることができます。
手で持っていても疲れずらく、持ち運びに便利な文庫本サイズにぴったりのブックカバー。シンプルな見た目だからこそ飽きが来ず、さらには本を読みながら手に馴染む「革の質感」を指先で楽しむことができます。書籍が好きという読書家の方は、自らクラフトしたブックカバーを読書のお供にしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するレシピでは、レザークラフトの「切る」「貼る」「縫う」に加えて、一枚革や張り合わせた革のコバ磨きなど、基本的な工程を一通り身につけることができます。
型紙を革に乗せて「目打ち」でトレースします。
「革包丁」で革を裁断します。
裁断したパーツの「トコ処理」をします。
裁断したパーツの「コバ磨き」をします。
パーツを縫い合わせる「縫い始め」と「縫い終わり」の穴を開けておきます。
貼り合わせる部位とパーツに、「サイビノール」を2ミリ幅で塗っていきます。
「サイビノール」が少し乾いたら、大小のパーツを貼り合わせていきます。
縫製する箇所に「デバイダー」で3ミリ幅の線を引きます。
線の上に「デバイダー」で4.5ミリ間隔で印をつけます。
印を付けたところに、「菱ぎり」を使って穴を開けていきます。
縫製に使う「ロウビキ糸」を必要な長さで切ります。縫製する箇所全体の4倍+10cmくらい長めに切りましょう。
「ロウビキ糸」の両端に「手縫針」をつけていきます。
「菱ぎり」で開けた穴に針を通して縫製していきます。
縫い終わりは「二目返し」にします。
糸を3ミリほど残してハサミで切ります。
ライターで燃やして糸留めを行います。
カバーする部分に折り目を付けて、完成となります。
※A3実寸サイズです。A3用紙に拡大縮小せずに印刷してください。
レザークラフト歴25年。1997年にバイクに乗る際の身の回りのアイテムを自作したのがきっかけで、レザークラフトに魅了される。バッグ・財布・小物のクラフトを得意とし、メーカー勤務後、2012年よりレザーブランド「m.ripple」にて活動中。ショップ兼工房、ECサイト、百貨店ポップアップ、展示会へも多数出店し、企業とコラボも担当する。