田口朋子
Selieuデザイナー

枯れ葉のキーリング

 枯れ葉のキーリング

はじめに

リアルな葉のディティールを再現

葉のギザギザや葉脈、少し折れ感のある自然なフォルムに至るまで、リアルな葉をレザーで表現したアイテムです。キーホルダーとしてバッグや鍵につけて使うのはもちろん、ヘアゴムに付けてみたり、葉をたくさんつけてみるなどアレンジも幅広くできます。

工程や使用する道具も非常にシンプルなので、形にとらわれず自由に制作してみてください。

レシピ

枯れ葉のキーリングの作り方

型紙ダウンロード〔A3サイズ〕

※A3実寸サイズです。A3用紙に拡大縮小せずに印刷してください。


STEP.1

革に「型紙A」に沿ってマークをつけ、カッターやハサミで裁断します。

STEP.2

STEP1で切り取ったパーツに「型紙B」を重ねてギザギザに切り取り、切った部分のコバを軽くやすります。

<ポイントアドバイス>
紙やすりは細かめの番手を使うとキレイに仕上がります。

STEP.3

「コテ」や「目打ち」など、先の尖ったものを使って革の表に葉脈を書きます。

ポイント(書くのは適当で大丈夫です)

STEP.4

革の色が変わるくらい水に浸けます。(約30秒)

STEP.5

タオルで水分を軽く拭き取ります。

STEP.6

手でクシュっと丸めて葉の形を整えます。

STEP.7

茎の部分はU字型に葉の裏側へ折り返します。

STEP.8

先ほどつけた葉脈をなぞるように、再び葉脈を書きます。

STEP.9

ドライヤーを使って革を乾かします。

<ポイントアドバイス>
乾いてくると革が固くなってくるので、感触をたしかめながら乾かしましょう。

STEP.10

細い筆を使って、コバに染料を塗っていきます。

STEP.11

コバとトコ面に布で「トコプロ」を塗っていきます。

STEP.12

U字型に曲げた茎に「二重カン」を通し、茎の折り返し部分にボンドをつけて、クリップで固定します。

STEP.13

茎の部分にお好みで丸カン、パールのパーツなどを通したら完成です。

STEP.15

完成。


型紙ダウンロード〔A3サイズ〕

※A3実寸サイズです。A3用紙に拡大縮小せずに印刷してください。

作者プロフィール

田口朋子

レザークラフト歴9年目。布でコサージュを製作していた時、たまたま端切れの革を取り入れたのをきっかけに、豚革を用いたものづくりを始める。2014年からレザージュエリーブランド「Selieu」を開始。現在は二子玉川にアトリエを構え、ECでの販売、ポップアップや展示会への出店を行いながら活動している。

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